「AirQuality=空気の質」へ

わたしたち日本人は、新素材や最新の機器に囲まれ、何不自由ない暮らしをしています。
しかしその一方で、「エアクオリティ」の問題を認識している人はほとんどいないのというのが現状です。

エアクオリティ、つまり室内環境の改善こそ、すべての人々がより健康的で、より環境に良い生活を送る上でとても重要な事であるにも関わらず、住環境が人の健康に及ぼす影響について関心のない人がたくさんいます。
私たちはひとりでも多くの人が、今の室内環境の空気質に気付き、改善していくことを望んでいます。

AirQualityイメージ

「AirQuality=空気の質」の改善空気質のパイオニアとして

では、その空気質の改善はどうしたらいいのでしょうか?その答えは日本古来からある「塗り壁」に戻る事だと考えています。
自然素材由来の塗り壁材で、環境と身体に優しい生活に戻り、健康な生活を送ることができるのです。そして、これこそがEVERWALL創業者の願いでした。

その想いを私たちが引き継ぎ、これからも皆様にエアクオリティの重要性を訴え、そして室内環境の改善にお役に立てる製品を研究・開発し続けて空気質のパイオニアとして前進していきます。

STORYダイアトーマスの誕生

創業者イメージ

創業者スタンレイD. ジョンソンが
私たちに残してくれたもの

壁材「ダイアトーマス」の誕生は、日本を愛し続けたEVERWALL創業者、故スタンレイ・ジョンソンの気付きからでした。

彼は2001年より、外国からみた目線で日本の住環境に憂いを感じていました。その想いに共感した工場や関係者との連携で壁材ダイアトーマスは生み出され、その過程において辿り着いた結論がエアクオリティ(室内空気質)の改善でした。

AirQualityイメージ

AirQuality=空気の質

エバーウォールの創業者スタンレイD. ジョンソンは、部屋に流れる空気「AirQuality=空気の質」、つまり室内環境こそが人々の健康づくりの要であると考えました。

人々の幸せな空間であるべき住宅の室内環境が、使う材料や利便性重視の工法によって人の健康に悪影響を与える環境となってしまっています。

その事実に私たちは警鐘を鳴らし、伝統的な塗り壁の良さに立ち返るべく、現代に適応した塗り壁材の開発を2001年にスタートしました。

AirQualityとは

※ 「AirQuality=空気の質」とは、屋内空気質(IAQ)のことで、特に建物に住む人の健康と快適さに関係し、建物や構造物内および周囲の空気の質を指す。屋内の一般的な汚染物質を理解し、管理することは、屋内の健康上の懸念のリスクを軽減するのに役立ちます。室内の大気汚染物質による健康への影響は、曝露直後、あるいはおそらく数年後に影響する可能性があります。(米国環境保護庁HPより抜粋)

建物(住宅・ビル等)の屋内空気の質が悪い主要な原因は、壁や天井など様々な源から大気中に放出される気体または粒子です。建物内の空気は、ハウスダスト、ホルムアルデヒド、難燃剤、クリーナーの芳香剤などによる化学物質などで汚染されている可能性があります。高温および高湿度、カビ、微量ダニなどの微生物も室内環境汚染物質の濃度の上昇に関与します。そして新鮮な外気を取り入れず、換気が不十分になると、これらの刺激物は内部に留まる傾向にあります。室内の汚染濃度が上昇し、空気の質が悪化するのです。

HISTORYダイアトーマスの歴史

2001

塗り壁材の研究を開始

室内環境が人々の健康にさまざまな影響を与えるということから、室内空間の半数以上にも及ぶ壁材、天井材料が大きな原因の一つであるとの着眼点を持ちました。
従来からある塗り壁に立ち返ること、そしてその研究を日本とアメリカ・カリフォルニアでスタートし、その後にプロトタイプが誕生。

2003

ダイアトーマスの誕生

塗り壁材「ダイアトーマス」の商標登録取得。
折りしも日本国内では、シックハウス対策に係る法令が7月1日に施行。それに伴い、ダイアトーマスも更に「健康」というキーワードに重点をおき、製品改良をスタートしました。

2004

大切な出会い

現状の製品では満足することなく、すべては品質向上のため、想いに共感を得たCPS社と協働契約を結ぶ。住む人の健康を守るため、更なる品質向上を目指しました。

2008

AirQuality=空気の質

2001年より独自に行ってきた調査結果に基づき、EVERWALL創業者のスタンレイ D. ジョンソンは、「AirQuality=空気の質」が私たちの健康と密接な関係がある事、人々の幸せな空間であるべき住宅の室内空気質が、間違った工法や材料によって健康被害を誘発してしまうという事実を多くの人々の前で講演。
聴衆から大きな共感・反響を得る。

2009

日本での本格調査を開始

以前より「AirQuality=空気の質」とカビの因果関係について啓蒙していたスタンレイ D. ジョンソンは、日本の住宅のカビ事情を本格的に調査開始。
2008年に講演した、透過性のない壁材は空気中の水分の流れを遮断、カビの繁殖を誘発し、アレルギー疾患や喘息などの症状を引き起こすことに対し、さらに強く警鐘を鳴らす。
ビニルクロス反対運動でもゲスト講演し、デモ行進にも参加。

2012

高水準なテスト結果

ホルムアルデヒドテスト・TVOCテストはもとより、カビ・臭い・曲げ・耐水・摩耗・熱伝導・結露・ウォータースポット等、様々な機能性を検証すべくテストを実施。
ダイアトーマスが高水準にあるという結果を得る。
リフォーム需要に対応したローラータイプの塗り壁材の販売を開始。

2014

スタンレイD.ジョンソン逝去

エアクオリティ、室内環境の重要性にいち早く気付いた創業者スタンレイD. ジョンソンは、私たちが進むべき未来を示し、12月に逝去。人々が環境に、そして身体に優しい健康な生活を送ることこそが創業者の願いであり、私たちは引き続き「AirQuality=空気の質」の重要性を原点に新体制のもと、歩み続ける。

Current

そして未来に向けて

日本を愛したひとりのアメリカ人が起こした啓蒙は今、日本国内において少しずつ意識改革が広まりつつある。彼が言い続けてきた「AirQuality=空気の質」が、ようやく人々の思考に浸透しはじめてきた今日、更に空気質に対し関心が高まってきている。しかし、それはまだまだ第一歩に過ぎない。
私たちはより広く、そしてもっと多くの人々にこの「AirQuality=空気の質」の問題に関心を持ってほしい、というスタンレイ D.ジョンソンの想いを引き継ぎ、生活する環境と健康について皆様とともに真剣に考え提案していく。

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